天然原液100%の化粧品は安全で効果がある?その本当の意味とは

今日は、「化粧品製造メーカーが本音を語る!敏感肌・乾燥肌の方が知るべき7つのポイント」の第4回目です。

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薬用化粧品は安全なのか?

株式会社アーケアの社長である井上さん(●アースケア アクシリオシリーズ)の解説によると、化粧品には、通常の化粧品、薬用化粧品、医療品というくくりがあるそうです。
安全性の順序でいうと、

  1. 化粧品
  2. 薬用化粧品
  3. 医療品

の順なのだとか。
効果は、この逆になるそうです。
つまり、効果がある代わりに副作用もあるのが薬用化粧品や医療品です。
これは、考えてみれば当然ですよね。

原液100%、濃度100%、純度100%

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最近、「天然原液100%」を謳った商品をよく目にします。

私がよく見るのはプラセンタ化粧品。
プラセンタのサプリって結構高額です。

だから、「プラセンタ原液100%」と聞いて、「わー効きそう」と思いました。

「原液100%ということは、他のものは一切配合されていない純粋なものだから、効果が高いに違いない」と思ったからです。

加工前が100%の原液なら、「原液100%」と表示されている可能性も

実のところ、こういった表記には規定はないんだそうです。なんと!
「原液」の定義がメーカーによってまちまちなのが原因です。

つまり、「原液」といっても、そこに含まれる有効成分の量が違うんですね。
化粧品って、なんだかかなりアバウトですよね・・・。

たとえば、最初に使用する原液は純度100%でも、原料屋さんが添加物を加えたり、溶媒で薄めたりしたものを化粧品メーカーが仕入れる場合があります。
もしもメーカーが、仕入れたものを加工せず100%そのままで使用する場合には、「原液100%」と表記できるのだそうです。
つまり、「原液100%を原料に使っていますよ」ということにすぎないんですね。

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実際に調べてみました

プラセンタ 「原液」を謳っている商品の成分を調べてみました。
全成分表示:水、プラセンタエキス、BG、プロパンジオール、フェノキシエタノール
あー、ほんとだ。

  • プロパンジオールは、抗菌剤、保湿剤
  • フェノキシエタノールは、防腐剤
  • BG(ブチレングリコール):保湿剤、抗菌剤

    原液マーケティング

    これも、マーケティングの一種ですね。
    源泉掛け流しじゃないけど、「源」が付くと、なんだかよりホンモノに近いイメージがありますよね。
    気をつけたいと思います。

第1回:肌の乾燥トラブル(暖房でヒリヒリ痛い、赤み、かゆい)を本気で考える:化粧品メーカーの本音

第2回:基礎化粧品の選び方:人気ブランドやオーガニック化粧品の中身

第3回:大人気の無添加化粧品やオーガニックコスメですが・・・無添加は本当に安全なのか?

第4回:この記事です

第5回:化粧品の防腐剤(パラベン)は危険な成分?パラベンフリーこそ注意が必要

第6回:化粧品(化粧水、クレンジング、シャンプー)の界面活性剤は種類と成分に注意

第7回:サンプルやトライアルセットだけもらって終わり?化粧品サンプルのしくみ

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