オフィスでパソコンを長時間使う女性におすすめの椅子(腰痛と骨盤)前編

私は自宅で仕事をしています。
ずーっと椅子(デスクチェア)に座っています。
1日だいたい10時間くらいは座っているかもしれません。
椅子が合っていないと、肩こり、腰痛、眼精疲労など、さまざまなトラブルの原因になります。
椅子は慎重に選びたいですね。
椅子についてのレビューはいろいろありますが、ほとんど男性向けです。
ここが一番の注意点です。
男性と女性ではまったく違うんですよねぇ・・・。
今日は、フリーランス歴22年、毎日10時間座り続けた私が、いろんな椅子のメリット・デメリットを女性に向けてご紹介します。
女性が椅子を選ぶときのポイント
長時間座る椅子を選ぶとき、私はポイントが4つあると思っています。
「実際に座ってみる」のもいい
実際に座ってみるに越したことはないし、どのブログでもそう書いてあります。
が、そのときは良いなぁと思っても、ずっと座っていると違和感が出てくるケースも多々あります。
そもそも10分程度座ったところで、本当に自分に合っているかどうかはわかりません。
ただ、高さ、座面の大きさ、腰のホールド感は確認できると思います。
海外ブランドは向かない
椅子に座るライフスタイルの欧米メーカーは、高機能搭載のオフィスチェアをバラエティ豊かに展開しています。
でも、「日本人女性は体格が小さい」という点をお忘れなく。
欧米では「子供」サイズです。
海外ブランドの男性向けは、まず合いません。
「女性向け」とされている場合も、かなり体格のよい方が乱暴に扱っても壊れない仕様になっているので(訴訟になったら大変ですから・・・)、まず合わないと思ってよいと思います。
腰のサポートを重視
日本人は、欧米人に比べて背中の筋肉が弱いです。
これは、ライフスタイルの違いでしょう。
ですから、椅子に深く腰掛けることが苦手。
どうしても浅く座ってしまいます。
その結果、骨盤が後傾し、立っている状態の2倍以上の負担が腰や背中にかかるのです。
さらに猫背になるので、アゴが前方に出ます。
その結果、首に負担がかかります。
骨盤が後傾しないように、腰をしっかりサポートしてくれる椅子を選びましょう。
女性は男性よりも身体が柔らかく、筋肉量も少ないので、腰のホールド感が大事です。
出典:腰痛の悩みを解消!
足の裏が地面に着く高さ
近所に、日体大付属の接骨院があります。
そこの先生に「椅子選びで一番重要なのは?」とお聞きしたところ、「足の裏が床に着くこと」でした。
足の裏がしっかり床につくと、体重を支えることができます。
腰痛防止になるんですね。
しかも、足の裏で支えることで、むくみもなくなります!
でもこれがなかなか難しいのですよねぇ。オフィスチェアの座面って案外高いのです。
私、足が短いのかなぁ・・・。
ちなみに、フットレストを使ったこともありますが、床の方が断然安定感があります。
可能であれば、フットレストではなく床に足をつけることをお勧めします。
スポンサーリンク
椅子ジプシーだった私
これまでいろんなオフィスチェアに座ってきました。
時系列でご紹介しようと思います。
アーロンチェア、リープチェア、ミラチェア
アーロンチェアとリープチェアは、高級オフィスチェア市場のツートップではないでしょうか。
あこがれのブランドです。
![]() |
アーロンチェア ポスチャーフィットフル装備 グラファイト/クラシック Bサイズ AE113AWBPJG1BBBK3D01 新品価格 |
![]() |
新品価格 |
ミラチェアは、アーロンチェアを販売するハーマンミラー社の製品です。
アーロンチェアに匹敵する機能がありながら、やや安めの価格設定です。
![]() |
ハーマンミラー ミラチェア アルパイン(バック)Xグラファイトダーク(シート) MR113AAM AJG1BBZMBK7Q01 新品価格 |
ここでは、「アーロン最高!」のような機能説明は割愛します。
デメリット:でかくて寒くて重い
「枕と椅子には投資しなきゃね」と奮発したものの・・・。
この3つに共通しているのは、重量感があってしっかりした作りであることです。
かなり安定感があります。
ところが、「でかすぎて身体が泳ぐ」のです。
高機能搭載のオフィスチェアの売りは、「身体の動きと連動し一体化する」ことです。
エルゴノミクス設計とかいろんな調整機能が搭載されていますが、なにしろでかいので意味がないのです。
せっかくの背中のホールドも、完全に無意味でした。
しかも、アーロンとミラチェアは座面がメッシュなので冬寒い・・・。
女性にとって、おしりが冷えるのは困りものです。
また、かなり重量があるので、床が傷みます。
途中で気付いてシートを敷きました。
サイズ展開はあるものの・・・
アーロンは3サイズ展開で、一番小さいサイズは体重41~60kg、身長147~160cmに対応しています。
でもこれ、なんだかすごく幅がありませんか?
この一番小さいサイズでも身体が泳いでしまい、椅子と一体化できませんでした。
メリット
「え?椅子?アーロンだよ」と言えること(笑)
ブランドバッグと同じ効果ですねー。
メリットはこれだけだったなぁ・・・。
海外ブランドは合いませんでした!
よくよく考えれば「価格が高い=身体に良い」とは限らないのです。
安定感はあるものの、身体が泳ぐから猫背になる・・・という繰り返し。
「次こそは!」と買い替えて、3つ試してみましたが、いずれもしっくり来なくて、結局は子供に譲ることに・・・。
高機能チェアにはかなり投資しましたが、あきらめることにしました。
これに気付くまで、実に15年くらいかかりましたよ・・・(遠い目)
海外ブランドをあきめた私の椅子探しの旅は続きます。
スポンサーリンク
最後まで読んでいただきありがとうございます。
皆さまの毎日が健康でキラキラ輝きますように~!